プロスカーはジェネリック医薬品ではない

プロスカーとは、アメリカの製薬会社であるメルク社が開発、販売している前立腺肥大症及び男性型脱毛症(AGA)の治療薬です。同じく同社が販売する同様の効能、効果を示すプロペシアという薬があり、プロスカーの価格自体はプロペシアより安くなっていますが、ジェネリック医薬品ではありません。
前述のように、プロスカーは元々前立腺肥大症及び前立腺がんの治療薬として開発されたもので、その臨床試験途中下に、珍しいパターンですが、髪が増える、髪が濃くなるなどの副作用が発見され、更なる臨床試験を進め、AGA治療薬として本格的に確立されたものがプロペシアなのです。
この2つの薬品の違いは、有効成分とされるフィナステリドの含有量の違いで、プロスカー5mg、プロペシア1mgとなっています。なぜなら、前立腺肥大症の治療には1日当たりフィナステリドが5mg必要であったからです。
このため、プロスカーをAGAの治療薬として服用する場合、そのまま1錠飲むと有効成分の過剰摂取となってしまいます。そこで服用する際には、1錠を5分割程度にする為、1日当たりの費用も安く抑えられるということになります。
ただ、プロスカーの効果は臨床でも非常に高いレベルの結果を残しており、3年間服用後の髪の毛が増えたと答えた人の割合は約80%で、国内団体のガイドラインでも推奨を受けるほどです。
なお、注意すべき点としては、前述のような過剰摂取にならないことのほか、プロスカー服用中や最低でも1か月間(本来は半年程度が望ましいようです)は献血はしてはいけません。また、この医薬品は男性専用で女性の服用は出来ないとされています。配偶者がいる方などはプロスカーを含むフィナステリド製品は女性が手で触ることも危険で禁忌事項となっている為、細心の注意を払うことが必要です。